研修・教育について

研修報告

「看護技術トレーニングⅠ 秋」を行いました

9月10日から11月17日にかけて、1年目の看護師を対象とした「看護技術トレーニングⅠ 秋」を行いました。演習は、吸引、導尿、膀胱留置カテーテル、採血、経腸栄養、筋肉注射/皮下注射などの看護技術の中から確認や練習が必要な看護技術を選択し、指導者1名に1年目の看護師2~3名の小人数で行っています。
はじめに、指導者が看護技術の目的や留意点、手技の根拠を説明します。その後、デモンストレーションを行い、手順を視覚的にイメージできるようにします。
演習を行う際は、実際に患者さんに行う時と同じように声かけをし、状態の観察や安全面の配慮にも気をつけ、臨床の現場をイメージし行っています。
演習後の振り返りでは、うまく出来たところを評価し、次に行う際の課題を明らかにしています。
演習を終え、「実際に技術を実施し、振り返りを行うことで理解が深まった」「手順に沿って確認でき、デモンストレーションでイメージでき、自ら行うことで課題が明らかになった」と話していました。
患者さんに安全で的確な看護技術を提供できるよう、研修での学びを活かし、さらに自分のスキルを磨いてほしいと思います。

  • 目的や留意点、根拠の説明
    目的や留意点、根拠の説明
  • デモンストレーション
    デモンストレーション
  • 演習
    演習
  • 指導者に疑問点を確認
    指導者に疑問点を確認
  • 振り返り
    振り返り

このページの先頭へ

看護実践における倫理的課題

看護実践における倫理的課題(事例検討編)を年5回コースで開催しています。
"あれ、これってどうなんだろう?""正しいのかな?"そういった、日常の看護実践の中に潜む倫理的問題に気づき、"看護師としてどうすべきなのか""その根拠は?"と考えられるようになることを目的としています。
この研修は、千葉大学大学院看護学研究科の手島教授による講義編をもとに行われ、事例検討編では、参加者がそれぞれ実践の中で気になった事例をもちより、みんなでディスカッションをしています。
始めはとっつきにくくもある事象を倫理的にみるということですが、5回の検討を重ねていくと「自分の価値観にだけ目を向けても解決しないということがよくわかった」「他部署の人とのグループワークでいろんな視点で見られるのでよかった。自分で気がつかないところは、人が気づいてくれたりするところがあるので勉強になると思う」などの学びが得られています。
研修参加者には日常的に倫理的課題について多職種でディスカッションできる風土作りをしていって欲しいと思っています!

  • 看護実践における倫理的課題1
  • 看護実践における倫理的課題2

このページの先頭へ

事例に学ぶスタッフ指導

「事例に学ぶスタッフ指導」の研修は、6月19日から9月18日までに4回開催しました。
4名の研修生が、それぞれ新人指導や2年目の指導、スタッフ指導などの事例を持ち寄り、指導方法を考えていきます。キャリア開発室メンバーがファシリテーターとして参加し、グループで情報を吟味しなおして分析し、問題となっている事象の背景を明らかにした上で、指導方法を改めて考えなおします。指導だけにとどまらず、部署の指導体制の問題、研修生自身のスタッフとの関わり方の特徴など、幅広い視点で考える機会となったようです。
参加者からは、「自信や自己効力感の低い後輩へのアプローチ方法は大変勉強になった」「日頃なかなか振り返る機会がない指導場面を文章化し、他部署の方々の意見を聞けたことでとても有意義だった」「指導における問題解決方法を学んだ。他部署の方々の事例を聴き、今後の指導に役に立つと思う」などの感想が聞かれました。

  • 事例に学ぶスタッフ指導

このページの先頭へ

傾聴を極めよう!

8月2日(土)に「傾聴を極めよう!」の研修を行い、16名の看護師が参加しました。今年で2回目となるこの研修は、当院の精神看護専門看護師と産業カウンセラーの資格を持つ看護師が企画をしています。
講義では、コミュニケーションの基本である傾聴の意義や効果、技法を学びました。その後、講義を踏まえて3人一組で「感情に寄り添い、相手と共に理解していく」ための傾聴のスキルを活用しながらワークを繰り返し、互いにフィードバックをし合いました。参加者は、話を聴くときの自分自身の特徴に気付いたり、他の参加者が傾聴するときの態度や応答の仕方などから、傾聴の技法やその効果を学びました。
参加者からは、「どのように聴くことで相手の理解につながるのか、技法を理解し学ぶことが出来た」「自分の感情をのせて返事をして関心を寄せていると伝える事で、相手の反応から自分が相手の話を理解できているか確認できるという事がわかった」「悩み相談、告知を受けた後の患者さん、家族と面談する場面などで活用していきたい」などの感想が聞かれ、有意義な研修となったようでした。

  • 傾聴1
  • 傾聴2
  • 傾聴3

このページの先頭へ

【トピックス研修】人生の1/3を占める睡眠を考える

院内外の看護師150名が参加し、6月26日に開催されました。
講師には、千葉大学医学部附属病院麻酔・疼痛・緩和医療科教授の磯野史朗先生を迎え、睡眠の質を高めることの重要性と、ご専門の閉塞型睡眠時無呼吸症候群(OSAS)のお話をしていただきました。睡眠を理解するために、植物や動物の睡眠の話を交えながら、ヒトの睡眠について学び、「羊を数えれば、眠れる!?」「年寄りは、なぜ早起きなのか?」など身近な話題を理解しながら、興味深く睡眠の質について学ぶことができました。
また、OSASについても特徴や症状をわかりやすく説明していただき、どこの診療科においてもOSASの関係する疾患があることや呼吸管理について学ぶことが出来ました。
参加者からは、OSASの家族のことや睡眠時間が長いと感じるお子さんのことについて質問がありました。研修後アンケートでは、「良い睡眠のために自分が出来そうなことがわかった」「睡眠時無呼吸症の人の見極め方を知ることが出来た」「入眠困難な患者さんにもサーカディアンリズムを考えながら睡眠薬以外に看護師として出来るケアを探ってみようと思いました」などの感想が聞かれました。

  • 睡眠1
  • 睡眠2
  • 睡眠3

― 今回の研修より ―
☆より良く眠るためにはどうすれば良いのか?
 ・深い睡眠をとるために就寝2時間前に入浴や運動で体温を上げる
 ・サーカディアンリズム※に合わせた規則正しい生活リズムを維持する
 ※サーカディアンリズム:動植物にみられる約24時間を周期とするリズム
 (例えば体温の変化など)
☆交代勤務で不規則にならざるを得ない看護師は?
 ・仮眠で仕事の効率を上げるには、15分の仮眠の前にカフェインを摂る
 ・サーカディアンリズムを考慮し勤務後の寝付く時間を考える
 (日中に寝ても長い睡眠は得られない。日中はなるべく頑張って起きていて
 22時以降に寝ると長く眠ることができる)
 ※仕事効率はサーカディアンリズムに影響される
 夜勤帯は作業効率が下がるので特に安全に配慮するなどの注意が必要

(文責 キャリア開発室 鳥越)

このページの先頭へ

【トピックス研修】認知症最前線!

今年度の「【トピックス研修】認知症最前線!」が6月23日に開催され、138名の看護師が参加しました。
歳を重ねる毎に増えていく認知症は今後、高齢者の人口の急増と共に増え、厚生労働省の発表では、団塊の世代が後期高齢者(75歳以上)となる2025年には470万人まで増加すると推計されています。研修では千葉市からの委託を受けて2012年に当院に開設された、認知症疾患医療センターの医師・臨床心理士・看護師それぞれの立場から講義があり、認知症の病態や、認知症患者とその家族への支援について学びました。また、センターの活動についても紹介されました。
参加者からは、「認知症の患者さんの対応に困ることもあったが、看護師としての関わり方が見えてきた。」「患者さんのできなくなったところに寄り添い、その人の世界を知る・その人らしさを知るということが大切だと感じた。」などの意見が聞かれました。

  • 平野医師
    平野医師
  • 清水臨床心理士
    清水臨床心理士
  • 村山看護師
    村山看護師
  • 研修の様子
    研修の様子
  • 参加者に配られたリーフレットとオレンジリング
    参加者に配られたリーフレットとオレンジリング

このページの先頭へ

看護技術トレーニングⅠ BLS

必修研修『看護技術トレーニングⅠ BLS』がクリニカル・スキルズ・センターで開催されました。この研修は、病院内で突然の心肺停止患者に遭遇した看護師が、正しい一次救命処置が実施できるようになることを目的に、毎年5月新人看護師全員を対象に実施しています。はじめに一次救命処置の手技についての講義を受け、その後、救急看護認定看護師、院内のICLSインストラクター、千葉市消防局の救急救命士の方々がインストラクターとなり実技演習を行い、一次救命処置やAEDの適切な使用方法について学びました。適切な一次救命処置により、心肺停止患者の蘇生率が向上することから新人看護師たちは真剣に演習に取り組んでいました。

  • BLS1
  • BLS2
  • BLS3
  • BLS4
  • BLS5

このページの先頭へ