千葉市中央区に所在し、二次医療圏では千葉圏域に入るのが、独立行政法人国立病院機構 千葉医療センターです。県の病院名簿(2026年4月1日現在)で許可病床410床はすべて一般病床、関東信越厚生局の届出受理状況(2026年8月1日現在)で入院基本料は急性期病院A一般入院料の8棟382床です。表には、特定集中治療室管理料2・小児入院医療管理料5・緩和ケア病棟入院料1の3つの届出と、医療情報ネットの専門性の表にある認定看護師11分野も並べています。
一般病床410床と特定入院料3つの届出:千葉医療センターの公表資料の一覧
表のうち出典が関東信越厚生局の3行は、編集部が2026年9月26日に医療機関番号9110016で届出受理状況を引き、県の病院名簿の行と突き合わせて埋めたものです。

| 項目 | この病院の値 | 基準日 | 出典 |
|---|---|---|---|
| 名簿上の名称 | 独立行政法人国立病院機構 千葉医療センター | 2026年4月1日 | 千葉県「病院名簿」 |
| 所在地 | 千葉市中央区(千葉圏域) | 2026年4月1日 | 千葉県「病院名簿」 |
| 開設者の区分 | 国 | 2026年4月1日 | 編集部の区分(千葉県病院名簿の開設者と、千葉県保健医療計画の用語解説から付けたもの) |
| 許可病床 | 410床(一般410) | 2026年4月1日 | 千葉県「病院名簿」 |
| 標榜する診療科 | 内科、精神科、糖尿病代謝内科、呼吸器内科、消化器内科、小児科、外科、整形外科、形成外科、脳神経外科、心臓血管外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻いんこう科、リハビリテーション科、放射線科、歯科、歯科口腔外科、麻酔科、呼吸器外科、循環器内科、乳腺外科、消化器外科、頭頸部外科、病理診断科、脳神経内科、救急科、緩和ケア内科 | 2026年4月1日 | 千葉県「病院名簿」 |
| 入院基本料の区分 | 一般病棟入院基本料:急性期病院A一般入院料(8棟382床) | 2026年8月1日 | 関東信越厚生局「届出受理医療機関名簿」(項目別1) |
| 特定入院料の届出 | 特定集中治療室管理料2(令和8年6月1日以降に新たに算定する場合又は引き続き算定するとして届け出直す場合)、小児入院医療管理料5、緩和ケア病棟入院料1 | 2026年8月1日 | 関東信越厚生局「届出受理医療機関名簿」(項目別2) |
| 看護の体制に関わる届出(名称) | 急性期看護補助体制加算、看護職員夜間配置加算 | 2026年8月1日 | 関東信越厚生局「届出受理医療機関名簿」(全医療機関出力) |
| 救急の区分 | 救急告示を受けている | 2026年10月13日確認(一覧の記載は令和8年10月1日時点) | 救急病院等を定める省令(昭和39年厚生省令第8号)に基づく千葉県『救急病院等一覧』 |
| 病床機能報告 | 高度急性期8・急性期350・回復期0・慢性期0(床) | 2025年7月1日 | 「令和7年病床機能報告」 |
| 退院患者の病気の分類(DPC。比率の大きい3区分) | MDC06 消化器系疾患、肝臓・胆道・膵臓疾患 25.8%、MDC02 眼科系疾患 16.8%、MDC04 呼吸器系疾患 16.1%(退院患者の比率。病棟の構成ではない) | 2024年6月〜2025年5月の退院 | 厚生労働省「令和6年度DPC退院患者調査」施設別MDC比率(百分率は編集部の換算) |
| 国・県の指定 | 地域災害拠点病院(この表に載せた指定は一部) | 2026年4月1日 | 国・県の各指定の一覧(一覧の名前とURLは参考・出典) |
一般病床410床の千葉医療センターの所在地は、千葉市の6区の1つ、中央区です。中央区とほかの5区で病院の数を見比べたページは区を単位に病院を数えた圏域ページで、中央区の1病院の欄を縦に並べたこの表とは単位が違います。
告示第62号の第五の二の(1)のイの①の1を、急性期病院A一般入院料の8棟382床に当てると
千葉医療センターが一般病棟入院基本料として届け出ている区分は急性期病院A一般入院料で、届出の明細には8棟382床とあります。この区分に対し、基本診療料の施設基準等(平成20年厚生労働省告示第62号)は、第五の二の(1)のイの①の1に看護職員の数を定める次の文を置いています。
「当該病棟において、一日に看護を行う看護職員の数は、常時、当該病棟の入院患者の数が十(急性期病院A一般入院料にあっては七)又はその端数を増すごとに一以上であること」
本文の数は十ですが、括弧書きが急性期病院A一般入院料を名指ししているので、8棟にはその七が当たります(7対1)。
七は、8棟のそれぞれで看護職員を何人以上置くかを、その病棟の入院患者の数から決めるための数です。382床の患者を看護師1人が7人ずつ担当するという意味ではなく、夜勤に入る人数の定めでもありません。急性期病院A一般入院料という区分名は配置の実数を知らせるものではないため、8棟にいま何人の看護職員がいるかは千葉医療センターに尋ねるまで分かりません。
8棟で夜勤に入る看護職員について告示が別に置いている時間の定めは、夜勤従事者に数えられる人の範囲と、その人たちの夜勤の時間の扱いで読めます。急性期病院A一般入院料の8棟について確かめる先は、区分がいまも同じかなら関東信越厚生局の届出受理医療機関名簿、配属予定の病棟の人員なら千葉医療センターです。
看護師・助産師の総数の欄と認定看護師11分野:千葉医療センターの医療情報ネット
医療情報ネットの千葉医療センターのページ(最終更新日2026/3/18)が載せているのは、医療法6条の3第1項で病院の管理者が県知事へ報告し、同条5項で公表された事項です。そのうち人員配置の表の総数の欄から看護師と助産師の2行を、専門性の表から認定看護師の11行を、ページの表記を変えずに写しました(取得は2026年9月26日)。
| 項目 | この病院の値 | 基準日 |
|---|---|---|
| 看護師 | 320.1人 | 記載なし(ページの最終更新日2026/3/18) |
| 助産師 | 15.6人 | 記載なし(ページの最終更新日2026/3/18) |
| 認定看護師(人数が1人以上と記載された分野) | がん化学療法看護認定看護師1人、がん性疼痛看護認定看護師1人、感染管理認定看護師1人、救急看護認定看護師1人、手術看護認定看護師1人、摂食・嚥下障害看護認定看護師1人、乳がん看護認定看護師1人、緩和ケア認定看護師2人、集中ケア認定看護師1人、認知症看護認定看護師1人、皮膚・排泄ケア認定看護師1人 | 記載なし(ページの最終更新日2026/3/18) |
用語解説の原文は「非常勤の医療従事者は常勤換算(週当たりの勤務時間数をもとに換算)を行った人数。」で、320.1人と15.6人もこの数え方による値です。認定看護師は緩和ケアが2人、ほかの10分野が1人ずつで、合計は12人になります(編集部の算出)。
千葉医療センターの採用ページから写した、看護師の募集の条件
千葉医療センターの採用ページから2026年10月6日に、看護師の募集の条件の一部を、募集の区分ごとに原文のまま写しました。千葉看護部は原則として毎月1回採用ページと照らし合わせて違いを直していますが、応募は受け付けていないため、条件の全体と応募方法は採用ページで確かめてください。
募集区分:看護師(非常勤職員)
| 採用ページの見出しの語 | 採用ページの記載(原文のまま) |
|---|---|
| ○時 給 | 1,970円 |
| ○手 当 | 通勤手当(上限150,000円)、超過勤務手当/賞与(30時間以上勤務で支給対象。年2回 それぞれ上限37,200円)/(扶養手当、住居手当は支給対象外。) |
| ○勤務時間 | 8時30分~17時30分の間で週32時間/夜勤のできる方/①16時30分 ~ 翌1時15分/②0時30分 ~ 9時15分/③16時00分 ~ 翌9時15分/勤務時間、夜勤の有無については、上限時間範囲内で応相談 |
| ○休 日 | 勤務割表による |
| ○休 暇 | 年次休暇(初年度はその年度の在職期間に応じて5日~23日付与、以後、/4月1日を基準日として23日付与)、その他特別休暇など |
出典:看護師(非常勤職員)の募集(https://chiba.hosp.go.jp/sai-kangohizyou.html)
特定集中治療室管理料2・緩和ケア病棟入院料1の届出から、千葉医療センターに聞いておきたいこと
届出受理状況からは、千葉医療センターが急性期病院A一般入院料と3つの特定入院料を届け出ていることが分かります。ただし、3つの届出がどの病棟に当たるかや、8棟のどこで誰と働くかまでは載っていません。
- 入職して最初に就く病棟は、急性期病院A一般入院料の8棟のどれか。そこの夜勤を、看護職員何人で回しているか
- 特定集中治療室管理料2の治療室や緩和ケア病棟入院料1の病棟を希望するとき、その希望はいつ、誰に伝えるのか
- 小児入院医療管理料5の届出に当たる病室(明細の病棟種別は一般)はどの病棟の中にあり、その病棟の看護職員が病室の看護にも入るのか
3つとも、急性期病院A一般入院料や特定集中治療室管理料2という区分名・届出名からは答えが出ず、見学や面接で千葉医療センターに聞けば返ってくる問いです。夜勤の人数のように表で分からない部分は、応募を決める前にその場で埋めておくのがよい、と編集部は考えます。
まとめ
- 千葉医療センター(千葉市中央区・千葉圏域)の許可病床は410床で、県の病院名簿(2026年4月1日現在)の種別はすべて一般病床です
- 関東信越厚生局の届出受理状況(2026年8月1日現在)では、急性期病院A一般入院料が8棟382床に届け出られています。告示第62号の括弧書きの七は、8棟の各病棟で入院患者の数から看護職員の数の下限を決める数です
- 特定入院料の届出は特定集中治療室管理料2・小児入院医療管理料5・緩和ケア病棟入院料1の3つです(2026年8月1日現在)。救急は県の救急病院等一覧に載り、救急告示を受けています(2026年10月13日確認)
- 千葉医療センターの認定看護師は、医療情報ネットの専門性の表(最終更新日2026/3/18)に11分野が並び、人数を合わせると12人です(合計は編集部の算出)
参考・出典
- 千葉県健康福祉部医療整備課「令和8年度 病院名簿」(2026年4月1日現在) https://www.pref.chiba.lg.jp/iryou/sidou/documents/r8byouinmeibo.xlsx
- 関東信越厚生局「届出受理医療機関名簿」項目別1・項目別2・全医療機関出力(令和8年8月1日現在・令和8年9月1日作成) https://kouseikyoku.mhlw.go.jp/kantoshinetsu/chousa/kijyun.html
- 基本診療料の施設基準等(平成20年厚生労働省告示第62号)。令和8年厚生労働省告示第70号(令和8年6月1日適用)による改正後の文面を、厚生労働省法令等データベースで2026年9月26日に確認 https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=84aa9732&dataType=0
- 救急病院等を定める省令(昭和39年厚生省令第8号) https://laws.e-gov.go.jp/law/339M50000100008
- 千葉県「救急病院等一覧」(令和8年10月1日時点。2026年10月13日確認) https://www.pref.chiba.lg.jp/iryou/taiseiseibi/kyukyuiryoukikan.html
- 千葉県「病床機能報告制度(令和7年)」(2025年7月1日時点) https://www.pref.chiba.lg.jp/iryou/byousyoukinou/r7byousyoukinou.html
- 厚生労働省「令和6年度DPCの評価・検証等に係る調査『退院患者調査』の結果報告について」(参考資料1(11)施設別MDC比率) https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_00203.html
- 千葉県「災害拠点病院の指定について」(令和8年4月1日現在) https://www.pref.chiba.lg.jp/iryou/taiseiseibi/saigai/saigaikyotenbyouin.html
- 医療法6条の3第1項に基づき病院が報告し、同条5項に基づき公表された医療機能情報(厚生労働省「医療情報ネット」独立行政法人国立病院機構 千葉医療センターのページ。最終更新日2026/3/18/2026年9月26日に取得) https://www.iryou.teikyouseido.mhlw.go.jp/znk-web/juminkanja/S2430/initialize?kikanCd=1205412700&kikanKbn=1&prefCd=12
- 医療法(昭和23年法律第205号) https://laws.e-gov.go.jp/law/323AC0000000205

